あじわい歌詠集
異国気分も味わいながら
本場シンガポール料理に舌鼓。
シンガポール 海南鶏飯
タイ料理店やベトナム料理店に比べると、数が少ない国内のシンガポール料理店。そのため「シンガポール料理」と聞いてピンとこない人もいるかもしれませんが、アジア圏のさまざまなエッセンスを取り入れた多民族国家の食文化はバラエティに富んでいます。ここ「シンガポール 海南鶏飯」は、そんなシンガポールの豊かな食を現地のホーカーズ(市民の台所代わりの屋台)に訪れたような気分で楽しめるお店。オリエンタルなインテリアにも注目です。
営業日時 | 月~土 | 11:00~23:00(L.O.22:30) |
---|---|---|
日・祝 | 11:30~21:00(L.O.20:30) | |
※営業時間の最新情報は店舗WEBサイトをご確認ください。 | ||
電話番号 | 03-3272-1239 |
シンガポールを代表する国民食。
海南鶏飯を本場の味で。
ー「まずはこれを!」 という必食のメニューは何ですか?
「最高の海南鶏飯(ハイナンチーファン)を日本人に味わってほしい。」そんな思いを込めて店名にもなっている海南鶏飯ですね。
シンガポール料理を代表する国民食ですが、1950年代前後に中国南部の海南島からの移住者が伝えたものとされ、そのまま料理の名前になっています(シンガポールチキンライスという言われ方も)。日本でチキンライスといえば、オムライスの中身になるケチャップライスを指しますが、それとは別物です。
しかも当店のチキンライスは、実はシンガポール大使館の方々にもお墨付きをいただいておりまして、日本人向けにアレンジなどしていないのが特徴です。あくまでも現地で親しまれている味にこだわり、旅行や出張などで味わう感動をそのまま日本で味わっていただけたらという思いがあります。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、海南鶏飯は蒸した皮付きの鶏肉にソースを絡ませ、チキンスープで炊きあげたご飯と一緒にいただく料理です。とてもシンプルなだけに素材の良さが味に出ます。まず重視するのは鶏肉の柔らかさ。品質が安定している国産鶏にこだわり、毎朝届く丸鶏をじっくり蒸すことでジューシーに仕上げるよう努めています。
ソースはチリソース、ネギ油を加えたジンジャーソース、甘みが強くて濃厚なダークソーヤの3種類。ピリ辛系、さっぱり系、甘系と味変を楽しみながらぜひ。
本国では「店の良し悪しを決める」
とも言われるのがチリソース。
そしてご飯はジャスミンライスをチキンスープで炊いたもの。ジャスミンライスはタイの香り米ですが、ココナッツのような風味とほどよい塩味が特徴です。さらには鶏の出汁がきいているのでますます食が進みますし、粘り気のないパラパラご飯がいい感じにソースを吸ってくれるから、ご飯とおかずとソースを混ぜて食べる料理にはぴったりなんです。
ちなみにランチのチキンライスは1,050円*、ディナーは1,080円*。お肉の増量は+200円、ご飯大盛りは+100円です。
ー蒸し鶏は部位のリクエストに応じてくれると聞きました。
蒸し鶏オーダーのお客様限定ですが、できるだけムネ肉とモモ肉の要望にお応えしています。海南鶏飯は皮付きの料理でコラーゲンたっぷりですが、ムネとモモは脂質が2倍以上違いカロリーもモモの方が高いので。ただし、お客さまに都度お聞きしている訳ではありませんので、そこはご理解ください。申告制です(笑)。
「揚げ」は当店のオリジナルメニュー。(揚げは、もも肉のみとなります。)サクッとした歯触りで、塩と胡椒の下味がついているのでソースなしでもいけてしまう味わいですが、もちろんソースとの相性も計算済みです。そして蒸しにするか揚げにするか迷ったり、両方食べたい時はハーフ&ハーフを。実は一番人気です。
「蒸し」と「揚げ」は、
汁なし麺のドライミーでも提供。
ーチキンライスの麺バージョンもあるんですね。
シンガポールのヌードルといえば「ラクサ」が有名ですが、実はチキンヌードルもポピュラーなメニューです。当店では本国から直輸入の細麺に特製の醤油ダレを絡ませたドライミー(1,050円*)をご用意しています。ドライミーとは「汁なし麺」のことです。さっぱりとした蒸し鶏にとてもよく合いますし、パワーをつけたい時やがっつり食べたい時は、コクのある揚げ鶏も捨て難く、生タイガービールとの相性も絶妙です。アルコールは2時間飲み放題プランもご用意しています。
ーオリエンタルな雰囲気の店内。テーブルの天板は大理石?
現在「シンガポール 海南鶏飯」は都内に4つ、台湾に2つお店があります。内装や調度品は店舗ごとに異なりますが、共通するのは西洋の建築様式と東洋の建築様式が融合したプラナカン様式。「異国を訪れた気分で食を楽しんでほしい」という思いから、このスタイルを取り入れています。
本国から取り寄せたテーブルの天板は大理石です。暑い国なのでひんやりとした感触が好まれるというのもあるのですが、そこに高級感が加わる大理石はシンガポールの人が大好きな素材なんですよ。カウンターのタイルや照明も本国から取り寄せました。食事を楽しみながらシンガポールという国に思いを寄せていただければ幸いです。
オリエンタルな雰囲気が漂う店内。
シンガポールへ旅した気分でお食事を。
※メニュー価格は税込表記になります。
※この情報は2023年2月現在のものです。
※メニュー内容や価格等、予告なく変更する場合や取扱いを中止する場合がございます。