
早川 りさこさん Risako Hayakawa
NHK交響楽団ハープ奏者。
東京藝術大学卒業後、<第3回日本ハープコンクール>及び
<第2回アルピスタ・ルドヴィコ・スペイン国際ハープコンクール>にて優勝。
国内主要オーケストラと共演するなど活動の場を広げ、
ヒンデミット「木管楽器、ハープとオーケストラのための協奏曲」
アルウィン「ハープ協奏曲」、リーバーマン「フルートとハープの為の協奏曲」の日本初演を行っている。
2013年には、タン・ドゥン氏の新作
『13のマイクロフィルムとハープの為の協奏曲』を作曲者自身の指揮でNHK交響楽団と世界初演した。
(この作品はNHK交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の共同委嘱作品である)
作品の誕生から初演を終えるまでのドキュメンタリー番組「涙の書」は各方面で話題となった。
現在、東京藝術大学、国立音楽大学にて後進の指導にもあたっている。
- 音楽活動を通して伝えたいことは何ですか
- 美しい風景、美味しい食事などと同様、
「良い音」は世界の人々と共感しあえる幸せの一つだと思います。
音と音で作り上げる空間とぬくもり、香りと色彩。
一人でも多くの方と分かち合えたら、と思って活動しています。 - 尊敬しているアーティストは誰ですか
- 舞台で一緒に演奏する方全てを尊敬しています。
この原稿を書いている期間はちょうどN響の公演真っ只中。
ですので、今挙げるなら指揮者のシャルル・デュトワさん。
演奏中は彼のマジックにかかっているようです。 - 最近ハマっていることは何ですか
- 水泳です。
10年ほど前に一番苦手な事に挑戦してみよう、と始めたらハマってしまいました。 - 日本橋の印象を教えてください
- 古きも新しきも大切にされている場所、というイメージがあります。
個人的にはN響の練習所からの帰り、また、大学に教えに行った時の乗り換えで日本橋を通ります。
遅い時間の時は日本橋で夕食をとり、朝食用のパンも調達します。
立ち寄るのを楽しみにしています。 - 今後の活動情報を教えてください
- 1、2月はN響の定期公演の他、福島や神戸に行きます。