三井のオフィスの取り組み COLORFUL WORK PROJECT 三井不動産

Atrium Concert 日本橋三井タワー アトリウムコンサート

Pickup Artist アトリウムコンサート アーティスト紹介日本橋三井タワー アトリウムコンサートに出演して頂く黒木 岩寿さんをご紹介します。

Pickup

黒木 岩寿さん Iwahisa Kuroki

東京芸術大学卒業、同大学院修了。 '87安宅賞、'88福島賞受賞。 '90〜'04まで東京藝術大学管弦楽部非常勤講師。'01〜'08まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。
'09東京フィルハーモニー交響楽団に移籍、首席奏者に就任。東京フィルハーモニー交響楽団の活動の他にラ・ストラヴァガンツァ・トーキョー主宰。室内楽ではM.アルゲリッチ、P.メイエ、モディリアーニ・カルテット、アルデオ・カルテット、J・リン等と共演。桐朋学園芸術短期大学、洗足音楽大学、昭和音楽大学講師。'16より代々木上原ムジカーサのプロデュース、また自らの企画&台本の「文化人類学講座」は好評を博している。

音楽活動を通して伝えたいことは何ですか
心の栄養
尊敬しているアーティストは誰ですか
ヴィオール奏者のジョルディ・サヴァール氏、そして指揮者のウルフ・シルマー氏、すぐに思い浮かぶのはこの御二方です。
ジョルディ・サヴァール氏は深淵で人間味のある演奏が「幽玄」を感じ自分も歳を重ねる事が愉しみになって来ました。
ウルフ・シルマー氏はその立ち振る舞いから音楽まで「華」があり「芸能」の在り方を示して頂ける指揮者だと感じております。
この御二方の「幽玄」と「華」は僕の心の花伝抄となる世阿弥の「風姿花伝」に共通するものなのです。
最近ハマっていることは何ですか
藤原定家にこの数年ハマってます。
以前より歴史に興味があり、その延長線上に現在は新古今和歌集があり、さらにその中でも藤原定家に照準が絞られています。
定家による和歌の言葉選びに「言霊」を感じる様に楽譜を「読む」「演奏する」という行為においても「言霊」に通じる道を感じるのです。
日本橋の印象を教えてください
奈良や京都とはまた違う日本的な文化を感じられる伝統と革新の渾然一体となった街。
とても落ち着きます。
今後の活動情報を教えてください
☆10月5日(金) 市川市にあります東山魁夷美術館にてリサイタル
☆10月29日(月) 銀座王子ホールにてピアニストの深沢亮子先生とシューベルトの「鱒」の演奏会があります。
☆11月1日(木) 代々木上原にありますムジカーサにて僕のプロデュースによりますヴァイオリニストの漆原啓子さんを
 迎えての室内楽コンサート
☆11月7日(水) 銀座王子ホールにてリニューアルオープンコンサートに作曲家の加藤昌則氏、
 オーボエ奏者の古部賢一氏と共演させて頂きます。