天然の毛とハンドルのブラシ、
使い勝手のよさに惚れますぞ!
江戸屋 13代目 田保雄氏
店の建物が有形文化財にも指定されているという、趣たっぷりの「江戸屋」は、刷毛とブラシの専門店。その始まりは1718年。店内に入るとまず、天井からぶら下がるブラシに圧倒される。先代は、ふすまや額装に使う「刷毛」を売りはじめ、その後海外から「ブラシ」の文化が伝わり、ブラシ製造にも着手。料理用の刷毛、掃除用ブラシなど業務用、家庭用を合わせると約3000種も扱う。「使うものにあわせた天然素材の持ち手、世界各地から取り寄せた最適の天然の毛を、日本各地にいる職人が丁寧に作っているのが江戸屋のこだわりです」と戸田氏。例えば人気の歯ブラシ。歯や歯ぐきへの当たりは優しく、毛はしっかりとして開きにくい。「一度使ってみてください。当店の歯ブラシは市販より少し高めでも、断然持ちが違います!」。その他、デスクを掃除するブラシ、化粧用ブラシなど、贈り物にしたら「気が利くね!」と言われそうなブラシも狙い目である。
築90年の店内。天井からぶら下げると、毛に癖がつかず風通しがよい
大正時代、むしろなど凸凹したものに押されていた毛でできた「毛判」
江戸屋
東京都中央区日本橋大伝馬町2-16
03-3664-5671
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