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Atrium Concert 日本橋三井タワー アトリウムコンサート

Pickup Artist アトリウムコンサート アーティスト紹介2017年8月28日(月)開催予定の日本橋三井タワー アトリウムコンサートに出演して頂く星子 知美さんをご紹介します。

Pickup

星子 知美さん Tomomi Hoshiko

東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大学器楽科卒業。ウィーン国立音楽大学ピアノ演奏科修士課程修了。第5回若いピアニストの為の国際コンクールにてディプロマ受賞等。

ウィーン、オーストリアでは数々の音楽祭に出演、スロヴァキア国立劇場管弦楽団(イ・ムジチ・デル・テアトロ)やウィーンフィルメンバーと共演等、ソリスト、室内楽の分野で活動している。東京文化会館他にて9回にわたりソロリサイタルを開催。「実に音が美しいピアニストといえよう。それは全音域での均衡の取れたタッチの質感と、繊細な知覚が発揮されてのことといえるが、高音域での透き通る美音には彼女の音楽個性が良く表出していた。」と評されている。

現在、上野学園大学音楽学部准教授。
公式ページ>https://hoshiko.shichihuku.com/

Artist Interview アーティストインタビュー

音楽活動を通して伝えたいことは何ですか
人生は様々なことが起こりますが、悲しい時や辛い時、音楽は心を癒し勇気づけ、力を与えてくれます。うれしい時はもっと幸せが感じられます。そして、音楽と共にある時、心は自由で世界中を旅することが出来ます。
美しい音や素晴らしい音楽に触れた時の心震えるような感動は、私にとりまして宝です。この想いを聴いてくださる方々へほんの少しでも伝えられます様に、音楽で癒され明るくなります様に。演奏を通して多くの方々と出合え、共感出来るひとときはかけがえのないものと感じています。
尊敬しているアーティストは誰ですか
まず、一緒に活動している「アンサンブル・フロイデ」のメンバーです。それぞれ奏でる音が素晴らしく、個性的です。大きな音楽世界を持ち、日々研鑽を積み上げていることを尊敬しています。一緒に隣で演奏していると、自然とインスピレーションが湧いてくるのです。
遅咲きのピアニストとも言われているA・ブレンデルは、演奏から誠実で真摯な人柄が透けて見えるようですし、大プログラムの後のたくさんのアンコール曲でも私たちを楽しませ感動を与えてくれるE・キーシンのアーティスト精神はすごいと思います。
最近ハマっていることは何ですか
近年地方へ引っ越したこともあり、その地方のおいしいもの探しにハマっています。
最近は地元のおいしいメロンを見つけました。スーパーに行くと、日本の商品の種類の多さには驚き、見ているだけで楽しくて全て試してみたくなります。
そして、自然の美しさを感じながらの日帰り温泉巡りに、音楽と同じく、心も体も癒されています。
日本橋の印象を教えてください
歴史と新しさの両方を感じることが出来る街という印象です。訪れる度に元気に明るくなります。特に三井タワーでは、長年にわたり毎月のようにアトリウム・コンサートが開かれ、多くの方々が集まってくださいます。三井本館の美術館や喫茶店では心がとても落ち着きますし、近くの老舗デパートやコレド室町・日本橋、マンダリンオリエンタル・・・と実にたくさんの多様なお店が楽しめます。このような街は、世界中でもなかなか見つけられないのではないでしょうか。
今後の活動情報を教えてください
「ピアノの饗宴」(11月3日音楽の友ホール、事前予約制)は、例年開催している音楽仲間と門下生とで作るコンサートです。大好きなウィーンの作曲家「シューベルト」の仲間達“シューベルティアーデ”のように、という夢が叶ったものです。そして、10年来後進の指導にあたっている上野学園大学での研究発表「人と音・シリーズ」(11月15日、事前予約制)にてウィーン音楽を中心に発表・演奏いたします。
“ピアニスト4人”という珍しい「アンサンブル・フロイデ」の活動もここ日本橋三井タワー・アトリウムコンサートから始まったものです。今後もっと広がっていければ、と願っています。